京阪電気鉄道は9月27日、台風18号の影響で運転を見合わせていた京津線御陵~浜大津間について、29日17時にも運転を再開する考えを発表した。京都市営地下鉄東西線への乗り入れ運転も翌30日から再開する。
同社によると、設備の点検などが順調に進めば9月29日13時から試運転を実施。軌道施設や保安設備などの安全確認を行った後、17時から運転を再開できる見込みとしている。ただし当日は御陵駅で接続している東西線への直通運転を行わず、30日の始発列車から直通運転を再開する予定となっている。
京津線は台風18号の大雨の影響により被災。とくに大谷~上栄町間では軌道の横を流れる吾妻川からの土砂の流入が「想像以上に甚大」だったとし、土砂の撤去作業を含む軌道の復旧作業に時間がかかった。