9月22日、第2回名古屋クラシックツアーが開催された。主催はヒストリックカーミーティング実行委員会。
このイベントは、「より多くの人たちに気軽にクラシックカーラリーイベントを体験していただきたいと、昨年より開催しています。ラリーイベントに初めてご参加いただく方でも楽しめる内容です」と主催者が語るように、PC(決められた短い区間を指定された時間で正確に走る競技)や、ルートブックに従っての目的地までの走行など、他のクラシックカーイベントと同様のルールを用いてはいるものの、その説明はとてもわかりやすく、一人で参加しているエントラントもいるほどである。
参加資格は2000年までに製造されたスポーツカー(外国車・国産車)で、60台近いエントリーとなった。
今回は、ノリタケの森(愛知県名古屋市)に集合後、長者町へ移動。河村たかし名古屋市長の応援のもとスタートし、一路伊良子カーフェリー乗り場へ(一部参加者は直接知多半島師崎漁港へ)。そこからカーフェリーで移動しながら食事を楽しみ、知多半島師崎港到着。そこからPCなどの競技を行いながらなばなの里(三重県桑名市)を目指す合計200kmほどのコースである。
クラシックカーイベントは全国でも多数あるが、カーフェリーを利用するイベントはこれまでも数えるほどしかなく、このイベントを特徴づけるひとつであろう。エントラントたちも、食事をしながら乗船時間を楽しんでいた。