「エティオスのようなコンパクトセダンは、結婚したり、昇進したり、あるいは初めて子どもができたり、というきっかけが初めて手に入れるクルマです。そこで“My First”というキャッチコピーを出すと共に、インドで初めて1から開発したトヨタ車でもあるので、“for India by India”という言葉もキャンペーンメッセージにしています」(ベディ氏)。まさにインド出身という出自と、トヨタのブランドイメージを熟知したベディ氏だからこそ思い浮かんだキャッチコピーといえるかもしれない。
◆“I”のビンディは「インドへの約束」
インドの、そして新興国向けの戦略車として重責を担う エティオスには、また、“Q Class”というコンセプトキーワードも与えられた。「クルマ自体の品質という意味もありますが、生活の質(Quality of Life)にも革新を起こしていく、という気持ちを込めています」(ベディ氏)