関東運輸局、「夏季輸送等安全総点検」で旅客船事業者13社に是正指導

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関東運輸局は、旅客航路事業者を対象にした「夏季輸送等安全総点検」で、13社に対して指導したと発表した。

夏季輸送等安全総点検は、観光や帰省で乗客が増える時期に、旅客輸送の安全を確保するとともに、事故の未然防止と、関係者の安全確保に関する意識高揚を図るため、旅客航路事業者に対して7月1日から8月31日に実施した。

安全総点検では、全事業者が「自主点検」を実施するとともに、一部事業者に対して運輸局の職員が「立入検査」を実施した。

期間中、立入検査した事業者数は35社で、点検を実施した船舶数は62隻、ターミナルが42カ所。この結果、13社に是正指導を行った。

是正内容は船舶・ターミナルでの最新の運送約款・緊急連絡表などの不掲示、アルコール検知器の不備、救命胴衣の不足などで、これらに対して早急に是正するよう指導した。

一方、総点検実施期間中に旅客船1隻で1人が行方不明になる事故が発生した。

《レスポンス編集部》

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