スズキは、9月18日から20日に東京ビッグサイトで開催される「第40回 国際福祉機器展 H.C.R.2013」に、福祉車両や電動車いすなどを出品する。
スズキは今回、今年中の発売を予定している『スペーシア 車いす移動車』を参考出品。広い室内空間や高い安全性などを特徴としたスペーシアをベースに、車いすのスムーズな乗り降りを可能にした福祉車両となっている。
低床設計により実現した短く緩やかなスロープは、折りたたみ不要なワンアクションでの格納が可能。さらに、ワイヤレスリモコンで操作できるフリーモード付電動ウインチの採用により、介助者の負担を軽減している。車いすスペースは、緩やかな乗車姿勢角に加え、頭上や足元の空間を広くした。後席ロールサンシェードを採用するなど、車いすでの移動を快適にしている。
また、車いすを乗せない場合は、折りたたみ式の後席シートにより4人乗車を可能とするとともに、後席左側ワンアクションパワースライドドアにより、普段の使い勝手にも配慮した。
スズキはそのほか、『エブリイ車いす移動車(補助シート付)』『ワゴンR昇降シート車』などの福祉車両に加え、モーターチェアやセニアカーなどを出品する。