フランクフルトモーターショーの会場には、飲食や土産物などの物販コーナーだけでなく、ミニカーの専門店も点在している。具体的な店舗数は分からないが、10以上は確実にありそうだ。
これらの店で取り扱う車種は、古今東西・新旧入り交じり、まさにミニカーのモーターショー。地元ドイツ系の充実はもちろんだが、日本車やアメリカ車もそれなりにあり、しかもマニアック。なぜか『CR-X デルソル』の在庫が大量にあったり、『RX-8』や『MX-5』(ロードスター)といったマツダ車の人気が高かったりするのが不思議。VW『ビートル』やフィアットの『nuova 500』などクラシックカーも人気は根強そう。
価格はセール品だと1/24のサイズで1個14.95ユーロから、4個のまとめ買いで40.95ユーロからと、ユーロ高を考慮してもけっこう割安だ。1/43スケールならば5ユーロ以下のものもある。
ポルシェ『911ターボ』だろうがフェラーリ『F40』だろうが、ミニカーならば、お気に入りの1台が見つかればその場でお持ち帰りという、夢のようなことをいとも簡単に実現できる。