立山黒部アルペンルートのトロリーバスで「鉄道の日」記念イベント

鉄道 企業動向
大観峰駅で発車を待つ室堂行きのトロリーバス。「鉄道の日」を含む10月11~21日の期間中、「テッピー」をデザインした行先表示板などが掲出される。
  • 大観峰駅で発車を待つ室堂行きのトロリーバス。「鉄道の日」を含む10月11~21日の期間中、「テッピー」をデザインした行先表示板などが掲出される。

富山県立山町と長野県大町市を結ぶ観光交通ルート「立山黒部アルペンルート」の交通機関を運営している立山黒部貫光は、10月14日「鉄道の日」を記念したイベントを室堂~大観峰間3.7kmの無軌条電車線(立山トンネルトロリーバス)で実施する。

記念イベントは10月11日から21日まで実施。期間中、立山トンネルトロリーバスの全車両に、「鉄道の日」シンボルキャラクターの「テッピー」をデザインした行先表示板やヘッドマーク旗を装着して運行する。

また、10月19日には室堂ターミナル1階コンコースで乗り物関連グッズの販売を行うほか、小学生向けの体験企画「室堂こども駅長」を実施。利用者の案内誘導や発車合図などの業務を体験してもらう。事前応募制となっており、9月30日まで郵便ハガキか電子メールで受け付ける。

トロリーバスは道路上方の架線から供給される電気を動力源としているバスだが、日本の法律ではトロリーバスを路面電車や鉄道として扱っており、立山トンネルトロリーバスも鉄道事業法に基づく無軌条電車として立山黒部貫光が運営している。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集