ドイツの高級車メーカー、BMWグループが9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開する『i8』の市販モデル。同車の公式画像が、発表前にリークされた。
これは9月3日、ロシアの自動車メディア、『autowp.ru』に掲載されたもの。同メディアが『i8』の市販モデルの公式画像を独自入手。読者に公開している。
i8は、BMWグループが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の2番目の市販車。EVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)の『i3』に続くモデルで、PHVのスポーツカーとなる。
BMWグループはすでに、『i8コンセプト』を発表済み。i8は、その市販版となる。i8コンセプトの場合、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動。エンジンは1.5リットル直列3気筒ガソリンターボで、最大出力223ps、最大トルク30.6kgmを発生する。モーターは最大出力131ps、最大トルク25.5kgm。
モーターとエンジンがフル稼働した状態では、0-100km/h加速は5秒以下、最高速は250km/h(リミッター)の性能。二次電池は、リチウムイオンバッテリーで、モーター単独で最大30kmをEV走行でき、充電時間は最短で約1時間30分。
今回、同メディアに掲載された画像からは、コンセプトカーに対して、一部内外装が変更された市販モデルの姿が見て取れる。