欧州で警察や消防隊、緊急車両などに リーフ 普及

エコカー EV

日産自動車は、欧州の警察や消防隊、救命救急チームが電気自動車(EV)『リーフ』を、緊急車両として導入するケースが増えていると発表した。

欧州経済危機などの影響で財政が悪化している欧州の自治体で、燃料コストを抑制する一環としてEVの採用が拡大している。現在、ポルトガル、フランス、英国、スイスの救急隊がリーフをコミュニティサポート車両として採用しているが、今後、他の欧州市場でもリーフへ切り替えることが検討されているとしている。

世界で初めてリーフを警察車両に採用したのはポルトガルの公共治安警察(PSP)で、PSPは昨年行ったセーフ・スクール・プログラムの一環として8台のリーフを使用した。ブルーの点滅灯とサイレンを搭載し、「Policia」のロゴの入ったリーフは今後も、その他の警察任務に使用される。

英国では、ウエストミッドランズ警察が、警官が主に犯罪被害者のもとを訪問する際に使用することを目的に30台のリーフを注文した。

ジュネーブから北10kmに位置するスイス・メイランの地方警察でもリーフを導入し、地域のパトロールに使用している。

スコットランドでは、スコットランド警察当局(SPSA)が、リーフ2台を地域での任務のために導入した。スコットランド政府の2050年までにカーボンニュートラルになる計画に向けた一環。

英国のダラム州の消防・救命サービスは、リーフを新たに導入するため、現在ダラム州ベルモントに建設中の消防・救命サービス本部に、3つの充電設備を設置する計画。また、今後電気自動車の数を増やすことで、環境に対する取り組みを拡大していく。

欧州日産で電気自動車を担当するジャン・ピエール・ディエルナ・ディレクターは「欧州の多くの警察が、都市部の地域をサポートする任務のためにリーフを選んでいる。リーフの導入は、環境を守るということだけではなく、燃料代が大幅に下がることで財政的にも大きく貢献し、その節約した予算は地域へのサポートに再投資することができる」とコメントしている。
《レスポンス編集部》

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