JR東日本、秋田DCに合わせ臨時列車を運転…SL列車や循環列車など

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『SL秋田こまち号』はC61 20がけん引する。写真は信越本線高崎~横川間の臨時快速「SLレトロ碓氷」をけん引したときのC61 20。
  • 『SL秋田こまち号』はC61 20がけん引する。写真は信越本線高崎~横川間の臨時快速「SLレトロ碓氷」をけん引したときのC61 20。
  • 客車は旧型客車6両を使用する。写真はスハフ32 2357。
  • JR東日本秋田支社の臨時列車の案内。『SL秋田こまち号』のほか観光列車用の電車や気動車を用いた臨時列車も多数運転される。

JR東日本は、10月1日から12月31日まで実施するJRグループの大型観光キャンペーン「秋田デスティネーションキャンペーン(秋田DC)」に合わせ、SL列車『SL秋田こまち号』など観光客向けの臨時列車を多数運転する。

『SL秋田こまち号』は10月12~14日の3日間、奥羽本線秋田~横手間を1日1往復する。往路は秋田8時44分発~横手11時14分着、復路は横手13時45分発~秋田16時15分着。C61形20号機が旧型客車6両(全車指定席)をけん引する。

11月2・3日には、秋田駅から奥羽本線と陸羽西線、羽越本線を経由して秋田駅に戻る快速『ぐるっと鳥海号』が運転される。運転時刻は秋田7時45分発~新庄12時1分着・12時11分発~酒田13時43分着・15時52分発~秋田17時49分着。キハ48形気動車を観光列車向けに改造した「クルージングトレイン」2両編成を使用し、座席は全て指定席となる。

また、秋田~湯沢間の快速『うどんEXPO号』(10月5・6日)と秋田~大館間の快速『大館きりたんぽ号』(10月12~14日)、秋田~十文字間の快速『増田の蔵号』(11月16日)、大館~象潟間の『飛良泉号』(11月30日)も、「クルージングトレイン」で運転される。このうち『飛良泉号』は全車指定席だが、それ以外は指定席と自由席が各1両となる。

弘前~象潟間の快速『秋田の食満喫号』(10月19日)と秋田~二ツ井間の快速『白神20周年記念号』(10月20日)は、新潟車両センター所属の485系改造車「NO.DO.KA」3両編成で運転される。『秋田の食』は全車指定席、『白神20周年』は指定席2両、自由席1両となる。

このほか、秋田内陸縦貫鉄道に直通する快速『森吉山麓紅葉号』が弘前~角館間で運転される。運転時刻は弘前8時29分発~鷹ノ巣(鷹巣)9時27分着・9時53分発~角館12時6分着、角館14時27分発~鷹巣(鷹ノ巣)16時48分着・17時14分発~弘前18時18分着。秋田内陸縦貫鉄道車2両編成で運転され、座席は全て自由席となる。

《草町義和》

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