J.D.パワーアジア・パシフィックは8月28日、サービスステーション(SS)利用者の満足度調査の結果を発表した。
調査は、全国の自動車保有者を対象に、主に利用するSSでの経験や満足度を調べたもの。今年6月にインターネット調査を実施。フルサービスSSは2950人、セルフサービスで4050人、合計7000人から回答を得た。
フルサービスではスタッフ、フルサービスオペレーション、スタッフ、施設、精算・支払い、商品・サービスについて、セルフサービスでは、セルフサービスオペレーション、スタッフ、施設、精算・支払い、商品・サービスについての各5項目について満足度を調べた。
この結果、フルサービスではENEOSとモービルが同率で1位を獲得。ENEOSは昨年に引き続き2年連続でトップ。3位にはコスモが入った。顧客満足度を構成するファクター別にみると、1位のモービルが「精算・支払い」で業界トップ評価を獲得し、ENEOSが同ファクターで2番目に高い評価となっている。それ以外の領域では2ブランドともほぼすべての領域において業界平均を上回る満足水準を獲得している。
セルフサービスでは、三井が1位を獲得した。2位にはJA-SS、3位にはゼネラルが入った。ランキングトップの三井は3年ぶりのトップ。ファクター別にみると、「施設」、「商品・サービス」、「精算・支払い」ファクターで業界トップの評価を得ている。