【フランクフルトモーターショー13】VWの商用車、キャディ にブルーモーション…22.2km/リットル

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フォルクスワーゲン キャディ ブルーモーション
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの商用車部門は8月20日、『キャディ ブルーモーション』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。

『キャディ』は、フォルクワーゲンの商用車で最小の大きさ。2004年に登場した現行モデルは、3代目にあたる、ボディサイズは、全長4405×全幅1794×1833mm、ホイールベース2682mm。コンパクトボディでありながら、荷室の広さは3.2立方m、最大積載量は724kgを確保した。

2010年7月、現行キャディはデビューから6年を経て、大幅なマイナーチェンジを実施。フロントマスクはグリル、ヘッドライト、バンパー、ボンネットが一新され、先代『ゴルフ』と共通イメージに変身している。

今回、発表されたキャディ ブルーモーションは、他のフォルクスワーゲン車と同じく、環境性能を徹底追求したエコグレード。ベース車両は直噴1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」搭載車で、最大出力は102ps、最大トルクは25.5kgm。

「ブルーモーション」仕様では、27mm車高をダウン。専用のホイールカバーが装着するなど、空気抵抗を減らす工夫が施された。さらに、低転がり抵抗タイヤやブレーキエネルギー回生システム、アイドリングストップも装備された。

これらの結果、キャディ ブルーモーションは、欧州複合モード燃費22.2km/リットル、CO2排出量117g/kmの優れた環境性能を実現。なお、このブルーモーション仕様は、乗用バンとパネルバンの両方に用意される。

《森脇稔》

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