GMの欧州部門、オペルのミドルクラス車、『インシグニア』。同車の大幅改良モデルに、高性能モデルが設定されることが決定した。
これは8月15日、オペルが明らかにしたもの。9月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13において、「インシグニアのOPCバージョンをデビューさせる予定」と公表している。
オペル インシグニアは2008年7月、ロンドンモーターショー08で発表。『ベクトラ』の後継に当たるミッドサイズクラス車で、ボディは4ドアセダン、5ドアセダン、ステーションワゴンの3種類を用意する。フランクフルトモーターショー13では、デビュー以来、初の大幅改良車をワールドプレミアする計画。
現時点では、改良新型がベースの『インシグニアOPC』の内容は公表されていない。「OPC」とは、オペル・パフォーマンス・センターの略。市販のオペル車をベースに運動性能を磨き上げたモデルを1999年から開発しており、すでに『アストラ』『コルサ』『メリーバ』『ザフィーラ』などにOPC仕様をラインナップしている。