チンクエチェント博物館(愛知県)を母体とする「ムゼオ チンクエチェント レーシング チーム(mCrt)」が、8月10日・11日に開催されたS耐第4戦・富士SUPER TECラウンドでクラス7位で完走を果たした。
mCrtは、チンクエチェント博物館代表の伊藤精朗氏がチームオーナーおよび運営プロデューサーを務め、アバルト『695アセットコルセ』(49号車)、アバルト『500アセットコルセ』(50号車)をベースとした車両、2台体制でS耐に参戦している。
真夏の7時間耐久という過酷なレースとなった今回の富士SUPER TECにおいて、50号車はレース序盤に発生したアクシデントのために、リタイア。一方49号車は、炎暑と豪雨に相次いで見舞われた天候にも屈することなく7時間を走り切り、前回のもてぎラウンドを上回るST4クラス7位/総合24位という成績で完走を果たした。
今シーズンのmCrtは、このあと第5戦「岡山国際サーキット(8月31日・9月1日)」、第6戦「鈴鹿サーキット(9月21日・22日)」、第7戦「オートポリス(11月9日・10日)」に参戦する予定。