ラリーフィンランドのWRC-2クラスは、地元フィンランドのドライバーであるヤリ・ケトマーが新しいフォード『フィエスタR5』をドライブし、第1レグで2位のロバート・クビサから24秒のリードを奪った。ケトマーは最初のステージでリードを奪ってから、徐々に彼のアドバンテージを広げにかかり、最終ステージで総合第4位(WRCクラスを含む)のスピードを記録して、この日の成功に華を添えた。「ファンタスティックだったよ。僕はいつでもハードにプッシュすることができて、自分が何をしているかを考える必要もなかった」とケトマーは語った。クビサはこの日のほとんどで4番手に位置していたが、彼のDS3のエンジンをストールさせ、車をスピンさせたにも関わらず、雨にずぶ濡れになったステージで2番手の位置を確保することに成功した。エルフィン・エヴァンスは当初ケトマーに続く2番手にいたが、この日のレースをクビサに続く3番手でフィニッシュした。カール・クルーダが彼のフォード・フィエスタR5でエヴァンスから3秒8遅れの4番手となり、シュコダ・ファビアS2000を運転するニュージーランド人ドライバーのヘイデン・パッドンと同タイムだった。もう一人の地元フィンランド人のエサペッカ・ラッピが、トップ6の最後にその名を連ねる結果となった。ラリーフィンランド、WRC-2の第1レグ結果1. ヤリ・ケトマー2. ロバート・クビサ3. エルフィン・エヴァンス4. カール・クルーダ5. ヘイデン・パッドン6. エサペッカ・ラッピ