スズキは7月17日、『ワゴンR』のほか、マツダの『キャロル』、三菱の『デリカD:2』など計7車種のシートベルトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2012年8月9日~2013年4月16日に製作された22万9351台。
前席用シートベルトの脱着時に異音や引っ掛かりが発生し、巻き取り装置内部の圧入部品が外れ、衝突時にシートベルトのロックが作動しなくなる。
全車両、前席用シートベルトを点検し、圧入部が緩んでいないものは巻き取り装置の内部に緩み対策部品を取り付ける。圧入部が緩んでいるものは、シートベルトを良品に交換する。
不具合発生件数は14件で、市場からの情報で発見した。
事故は起きていない。