【プジョー 208 XY 発売】グレード名はSE“XY”から

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プジョー・208 XY
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プジョー・シトロエン・ジャポンから導入が開始された、プジョー『208XY』は、『208GT』の後継となるクルマで、よりエレガントかつ高級感がデザインコンセプトだという。

208XYについて同社広報室プジョーPR担当の英信司氏は、「フランス本国も含めて女性を意識しています」と話す。「『208GTi』のようにエンジンを回して走るのではなく、同じスポーツモデルでも少し落ち着いたラグジュアリーモデルとして、高級感を求める層がターゲット」と述べる。

XYとはSE“XY”から名付けたと英氏。「モード系とヒューマニズムを併せ持ち、かつ、エレガントで高級感があるというのがデザインコンセプトです。そこからこの名前になりました」と説明する。

2013年の日本での販売目標台数は208GTiの280台に対して、208XYは60台である。「4月には1か月ほど、パリのシャンゼリゼにあるアンテナショップ、“プジョーアベニュー”においてXYのみの展示があり、紫色一色になりました。本国ではGTiと同じくらい力を入れているクルマなのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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