JR西日本は7月8日、山陽新幹線の公式キャラクター「カンセンジャー」が、新幹線の非常停止ボタンを告知するキャンペーンを実施すると発表した。
同社は新幹線利用者の安全性向上に向け、非常停止ボタンの存在と機能の認知度を上げて、正しい取り扱いの理解促進に注力している。今年度はカンセンジャーを活用した告知キャンペーンを行う。
体験啓発活動として、岡山、広島、小倉、博多各駅の改札内コンコースで非常停止ボタンの模擬装置を使用し、乗客にスイッチの取り扱いを体験してもらう。非常停止ボタンの取り扱いを体験した利用者のなかから先着50人にカンセンジャーのイラスト入りスタッキングカップをプレゼントする。
このほか、JR西日本あんしん社会財団の協力も得て、応急手当普及員の資格を持つ社員が自動体外式除細動器(AED)の操作方法や心肺蘇生法などを説明し、乗客に模擬装置で体験してもらう。
キャンペーンの実施日は、岡山駅が7月19日、広島駅が7月20日、博多駅が8月2日、小倉駅が8月3日。岡山駅と博多駅は17時から、広島駅と小倉駅は11時から、それぞれ1時間程度行う。ただしAEDの模擬体験は岡山駅では行わない。