商船三井が運航するコンテナ船「MOLコンフォート」の船体が破断し、曳航していた船前部の消火作業に当たるため、消火設備を備えた巡視船「SAMUDRA PRAHARI」が7月8日午前9時半頃(日本時間)現場に到着した。
MOLコンフォートは、6月17日にインド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断した。その後、船体前半部を曳航していたが、7月6日に火災が発生、直ちに救助業者に消火作業を要請、現場で1隻の曳航船と2隻の救助船の計3隻で対応していた。
現時点では、強風と波浪に阻まれ火災を制御できていない状況。このため、救助業者がインド沿岸警備隊に支援を要請し、消火設備を備えた巡視船SAMUDRA PRAHARIが現場に到着し、今後、消火作業に入る。
船後半部は、既に沈没している。