フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは7月4日、6月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6月の新記録となる7万5254台。前年同月比は44%の大幅増で、15か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの5月実績は、前年同月比48%増の5万4862台と、引き続き好調。販売の主力は、2012年4月に発売された現地生産車の新型『フォーカス』。6月は3万1499台を販売し、前年同月比は16%増。2月に中国市場へ投入されたSUVの新型『クーガ』は、9248台。4月に発売された新型『エコスポーツ』は、5661台。SUV2車が、好調な立ち上がりを示す。
また、江鈴汽車の6月実績は1万6022台。前年同月比6%増と、2か月連続で前年実績を上回る。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種。
フォードモーターの2013年上半期(1‐6月)中国新車販売は、前年同期比47%増の40万7721台と過去最高。フォードモーターは2012年、中国で過去最高の62万6616台を販売。前年比は21%増と伸びている。