韓国ヒュンダイモーターの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは7月2日、6月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、6月としては過去最高の6万5007台。前年同月比は1.9%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、小型車の『エラントラ』が2万2163台と牽引。前年同月比は25.5%増と、12か月連続で増加した。これは5ドアハッチバックの『エラントラGT』と、2ドアクーペの投入の効果もある。
一方、主力中型セダンの『ソナタ』は6月、1万9454台にとどまった。前年同月比は7.1%減と、6か月連続で前年実績を下回る。入門コンパクトカーの『アクセント』も、前年同月比7.5%減の5237台と、10か月連続の前年割れ。大型セダンの『アゼーラ』も、新型が前年同月比18.8%減の813台と、2か月連続のマイナス。
また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、2938台を販売。前年同月比は13%減と4か月連続のマイナスとなった。コンパクトスポーツクーペ、『ベロスター』も2741台にとどまり、前年同月比は15.2%減と、5か月連続で前年実績を下回る。
SUV系では、新型『サンタフェ スポーツ』を投入した『サンタフェ』シリーズが、前年同月比14.2%増の7656台と、10か月連続で増加。『ツーソン』は10.2%減の3800台と、5か月連続の前年実績割れ。
ヒュンダイモーターの2013年上半期(1‐6月)米国新車販売は、前年同期比1.2%増の36万1010台と過去最高。ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフチック社長兼CEOは、「工場ではフル生産を続けている。米国製のエラントラは6月、26%も伸びた」と述べている。