マツダの米国法人、北米マツダは7月2日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、6月としては2007年に次いで多い2万2496台。前年同月比は13%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、7566台を販売。前年同月比は14.4%減と、2か月ぶりの前年実績割れ。1月末に新型が発売されたばかりの『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、需要に供給が追い付き、3840台を販売。前年同月比は172.3%の大幅増で、2か月連続のプラスとなった。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、20.8%減の743台と、6か月連続のマイナス。
また、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は6月、846台止まり。前年同月比は16.5%減と、3か月連続で前年実績を割り込む。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、6858台を販売。前年同月比は50.6%増と、引き続き大きく伸びた。大幅改良モデルを投入した『CX-9』も、2015台を販売。前年同月比は10%増と、6か月連続のプラスを維持する。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が630台を販売。前年同月比は4.4%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
マツダの2013年上半期(1-6月)米国新車販売は、前年同期比0.8%増の14万4943台。北米マツダは、「アテンザやCX-5をはじめ、SKYACTIV搭載車の販売が好調」と説明している。