ホンダ・マレーシアは6月26日、第2世代の『シティ』と第1世代の『ジャズ』のパワーウインドウのマスタースイッチに不具合が起きる可能性があるとして、無償交換キャンペーンを行うと発表した。
これまでマレーシアでの不具合は報告されていない。現在販売されているモデルは対象外となる。
2010年にもパワー・ウインドウのシートが剥がれることからアップグレードが実施されたが、その後もホンダは不具合の原因究明を行っていた。一定期間が経過すると、パワーウインドウのシート部分で膨張が起きることで、スイッチ基台の隅の間に隙間ができ、その隙間に液体が入ることがわかった。
この度の無料キャンペーンでは液体が侵入しないようアクリルが利用されたパワー・ウインドウ・マスター・スイッチへと交換される。部品交換の対象となる顧客には、部品の準備が完了次第通知が送付される予定だ。