米国自動車大手のフォードモーターと、中国合弁の江鈴汽車(JMC)は6月20日、中国江西省の南昌市に新工場を開業した。
江鈴汽車は中国の中堅商用車メーカー。フォードモーターとは1995年、合弁契約を締結した。1997年から、小型商用車の『トランジット』を現地生産している。
また、フォードモーターは2012年4月、江鈴汽車との合弁会社への出資比率を、30%から31.5%へ拡大。いっそう緊密な関係を築いたばかり。
今回、フォードモーターと江鈴汽車は、中国江西省の南昌市に新工場を開業。最初の量産車として、トランジットがラインオフしている。
新工場の開所式には、フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOが出席。同社長兼CEOは、「江鈴汽車は中国における偉大なパートナー。パートナーシップの拡大に興奮している」と述べた。