【ベントレー フライングスパー 発表】後席で過ごす時間の質が大きく向上

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ベントレー・フライングスパー
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新型ベントレー『フライングスパー』は、室内の快適性向上に注力し開発された。

インテリアは、スペース感、インテリジェントな空間、テクノロジーの統合を提案することが大事なコンセプトだったと述べるのは、ベントレーモーターズジャパンPR・マーケティングマネージャーの横倉典氏。さらに、「世界で最も美しく仕上げられるカスタムメイドのインテリアを作るメーカーとして、ベントレーの伝統をさらに深めるということも必要なポイントでした」という。

インテリアは600ものパーツが新たにデザインされ、サンバイザーや、ドアハンドル、フロントコンソールの一部のプラスチックパーツなどの細かい部分以外のデザインはほぼ一新された。しかし、フロントフェイシアからドアパネルまでウッドパネルが長く囲むように続く、ラップラウンドデザインは『フライングスパーS1』の頃からの伝統を踏襲しており、新しさと伝統を両立させている。

フルモデルチェンジの大きなポイントは、リアシートの快適性、実用性向上だ。「最高の素材と、最高のテクノロジーを盛り込みながら、スペーシャスで静かでリラックスできる空間に仕上がっています」と横倉氏。乗員のプライバシーを配慮し、サイドウインドウにはリアカーテンが標準装備され、シート素材もソフトになった。

実用性の向上では、新しく導入された取り外し式のタッチスクリーンリモートを装備。車内のエアコンやオーディオなどを制御することが可能だ。そのほかバニティミラーやピクニックテーブル、マルチメディアシステム、2本のシャンパンを入れることが出来るボトルクーラーなどオプションを選ぶことが出来る。「移動オフィスとしても使え、リラックスする空間としても使えることで、後席で過ごす時間の質が大きく向上すると考えています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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