カナダGPのフリー走行初日にファステストタイムを出したフェラーリのフェルナンド・アロンソは「面倒なウィークエンド」を予想した。
ウェットのFP1を経て臨んだ午後のFP2で、アロンソのフェラーリは快調な走りを見せつけ、ルイス・ハミルトンのメルセデスAMGに0.012秒の差をつけた。だが幸先の良いプラクティスタイムにも関わらず、アロンソはこの先のウィークエンドの方向性は定かではなく、自身の勝利の可能性も予選が終わるまではわからないと語る。
「フェリペ(マッサ)とは違うロングランセッティングだったことも、予想が難しい理由のひとつだ。判断をひとつ間違えたら終りだということだけははっきりしている。多分、面倒なウィークエンドになるだろうね。日曜日まで天気も変わりやすいという予報だし、グリップレベルも予想しにくい。これは予選もレースも同じことだ」