【WRC 第6戦】アクロポリスラリー、第1レグはエフゲニー・ノビコフが30秒リード

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エフゲニー・ノビコフ
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WRCは5月31日、この日ギリシャで開催されたアクロポリスラリーの第1レグでカタールMスポーツ・ラリーチームのフォード・フィエスタRSを運転するロシア人ドライバー、エフゲニー・ノビコフが第1レグで30秒3のリードを奪ったことを公表した。

シトロエンDS3のドライバーであるダニ・ソルドが2位、ヤリ-マティ・ラトバラがフォルクスワーゲン・ポロRで8秒8遅れの3位だった。

しかし最もショッキングだったのはチャンピオンシップのポイントリーダー、セバスチャン・オジエのリタイアと、ミッコ・ヒルボネンとマッズ・オストベルグの大きなタイムロスだった。

彼等3人はそれぞれ、このラリーで最も長い距離を持つ最初のステージで問題に遭遇した。オジエのポロRは燃料プレッシャーの問題でストップし、ヒルボネンはフィニッシュから7キロメートルのところでシトロエンDS3のステアリングが故障し、約6分をロスした。またオストベルグは彼のフォード・フィエスタRSのフロントホイールを失い、スペアに交換する間に3分以上を失った。

「ミスもなく全てが上手く行った。このポジションにいれて嬉しい。明日に向けてとても良い感じだ」とラリー初日にトップに立ったノビコフは語った。

「我々は少しクリーンにドライブしようとしたが、その為に少し時間をロスした。今日は難しい1日で、問題も無く、この位置にいることを喜んでいる」と第1レグで2位の好位置につけたダニ・ソルドは語った。

ベルギー人ドライバーのティエリー・ヌービルは彼のフィエスタRSで、3位のラトバラから12秒遅れの4位の位置につけた。

ポロRのドライバーであるアンドレアス・ミケルセンは、第2ステージでダッシュボードのディスプレイが3速しか表示しなくなった結果、ヌービルから23秒遅れの5位となった。

《河村兵衛》

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