米国で、間もなく発売されるGMの新型シボレー『コルベット』。同車に、エンジンパワーを引き上げるオプションが用意されることが分かった。
これは5月28日、GMのシボレーブランドが明らかにしたもの。新型コルベットの心臓部は、「LT1」型と呼ばれる新開発の直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジン。これに、「パフォーマンスエグゾーストシステム」と呼ばれるオプションが設定される。
新型コルベットのパワースペックは、最大出力が455ps、最大トルクが63.6kgm。パフォーマンスエグゾーストシステムを装着した場合、最大出力は460ps/6000rpm、最大トルクは64.2kgm/4600rpmと、ノーマル状態に対して最大出力は5ps、最大トルクは0.6kgm引き上げられた。
GMのスモールブロックエンジン担当チーフエンジニア、ジョーダン・リー氏は、「2014年型コルベットのLT1エンジンは、先進技術を備える。『ZR1』などを除いた標準仕様としては、歴代最強のパワー&トルク」とコメントしている。