インディカーは5月26日、この日インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われたインディ500マイルレースの決勝で、2位から5位となった4人のドライバー達のインタビューを収録したビデオを公開した。
■カルロス・ムニョス(2位)
「僕達はその都度ポジションを変えていた。車はとても良かった。僕は先行するドライバー、特にTK(トニー・カナーン)から多くのことを学んだ。レースの多くの部分で彼の後ろにいて、彼から多くのことを学んだ。最初のレースで2位になれて、これ以上言うことはない。次のレースではおそらく(もっと良い結果を出せるだろう)」
■ライアン・ハンター=レイ(3位)
「間違った時に間違った場所にいた。イエローフラッグで終わったことで、誤った場所にいることになってしまった。(レースを)リードしている時にパスされても、ホワイト・フラッグが出ていたらまた(リードを)取り戻すことはできたはずだ。僕はそれに関して問題はなかった。イエローフラッグが出たことで、僕達は何の抵抗もすることができなかった。間違った時に間違った場所にいたということだ」
「トニー・カナーンの為にハッピーだ。彼がこのレースに勝った時、僕達の多くは彼がやっと(壁を)突破できたと感じた。シボレーが勝てたこともハッピーだ。ただ今日のレースで最も残念だったのは、DHLのNo.1の車を勝たせたかった・・・それだけだ。不運だったが、それがレースというものだ。多くのドライバー達とレースをするには、(お互いに)信頼がなくてはならない。それは楽しかったが、今はただ無念なだけだ。それを隠すことはできない。先頭集団の中にいて多くのラップをリードし、あれだけ(勝利に)近いところにいたのに・・・とても心残りだ。それは懸命な仕事の結果で、トニーの為にハッピーだが・・・しばらくは後を引きそうだ」
■マルコ・アンドレッティ(4位)
「そうだね、僕達はレースの大半で(やるべきことを)遂行して、良い仕事をしたと思う。僕が心配していたことは、まさにレースの終わりに起こったことで、最後のシュートアウトで正しい時に正しい場所にいることだった。ただ少しのチームだけが全てを上手くやって、それに関して我々は満足している。もしイエローフラッグが出ていなかったら、もっと楽しかったかもしれないが、誰かが(勝利する)のにふさわしいとしたら、それはTKだ。この場所は運命を決定するのに面白い側面を持っている。TKは勝利に値する。なぜなら彼は何度も、そして長い間ドアを叩いていた。僕は彼のことを年配だと言ったが、それは年配のドライバーにとってとても良いことなので、おめでとうと言いたい」
■ジャスティン・ウィルソン(5位)
「タイミングが全てだった。(レースの)序盤にタイヤにブリスターが起こって、正に石のように(順位を)落とした。我々はタイヤの選択で過ちを犯したが、チームの皆はピットストップで良く働き、我々はとにかく上位に食い込むように働き続け、トップ5に入ることができた。これはNo.19のボーイスカウト・アメリカの車にとって、素晴らしい日だったと思う。トニーが勝利したのを見ることができてことも素晴らしかった。それはとてもファンタスティックだ」