カーブデー恒例のピットストップ・チャレンジに参加した佐藤琢磨とA.J.フォイト・レーシングだったが、結果は1回戦敗退に終わった。
1回戦2試合目に登場した琢磨の相手はライアン・ブリスコー(チップ・ガナッシ・レーシング)だった。しかし、琢磨のマシンはスタート・ライン上でエンジンが掛からずに敗れた。空しくクルーの人力で押され、ゴールへと向かうしかなかった。
琢磨は「これ用のスペシャル・セッティングにしてあると言われていたんだけれど…」と苦笑い。高額の賞金が掛かっていただけにクルーたちにはなんとも気の毒だった。
尚、優勝したのはダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)を決勝で破ったエリオ・カストロネベスとチーム・ペンスキーだった。優勝タイムはエントリー・タイム4秒368、ピットストップ・タイム10秒107、合計14秒475と速いものではなかったが、チップ・ガナッシのミスに助けられた。