日野自動車は5月24日、大型トラクタ『プロフィア』の変速機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2003年11月29日~2011年6月2日に製作された4217台。
12段変速機搭載車で、変速機後端のフランジカップリング端面が摩耗し、フランジカップリング締め付けボルトが緩むため、フランジカップリングが抜け出し、プロペラシャフトとともに脱落するおそれがある。
全車両、フランジカップリングとボルトを対策品に交換するとともに、スラストワッシャ-とOリングを新品に交換する。
不具合発生件数は10件で、市場からの情報と国土交通省の指摘でわかった。
事故は起きていない。