インディカーは5月19日、ダリオ・フランキッティ、チャーリー・キンボール、ジョセフ・ニューガーデン、グラハム・レイホールの4人に対し、インディアナポリスで許可無くエンジン変更をしたことによるペナルティーが課せられる事を公表した。
この4人のドライバー達は、6月1日に予定されているインディ・デュエル・イン・デトロイトの初日のレースで、10グリッド降格のペナルティーを受けることとなる。
インディカーレースの参加者は、彼等のシボレーまたはホンダの2.2リットル・ターボチャージャーV6エンジンを2000マイル毎に1度、もしくはインディカーからの修理の了解を受けることで交換が許される。
フランキッティのNo.10とキンボールのNo.83チップ・ガナッシ・レーシングの車は、ポールデーの予選前にホンダエンジンが交換された。そしてレイホールのNo.15の車と、ニューガーデンのNo.21の車は、5月19日のバンプデー予選の前にレース用のホンダエンジンに交換された。
インディカーシリーズにフルシーズンの参加をしているチームは、1台の車に対して3月中旬のバーバー・モータースポーツ・パークでのテストから10月19日のオート・クラブ・スピードウェイでのシーズン最終戦までの期間に、5つ以内の新しく製造されたエンジンを使用することが許可されている。