BMWは5月15日、イタリアで5月24日に開幕する「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」において、『ピニンファリーナ・グランルッソクーペ』を初公開すると発表した。
コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステは、イタリア・コモ湖畔で毎年開催されるクラシックカーの一大イベント。BMWはここ数年、このイベントに協賛しており、初公開車を用意してきた。
ピニンファリーナ・グランルッソクーペは、BMWグループとイタリアのデザイン工房、ピニンファリーナが共同開発したワンオフのコンセプトカー。BMWは昨年の同イベントにおいて、ザガートと共同開発したBMW『ザガートクーペ』を初公開。今年はピニンファリーナと協力し、BMWのデザインの新しい方向性を提示する。
現時点ではその詳細は明らかにされていないが、大型のクーペを提案した1台となるもよう。ロングホイールベースに長めのボンネット、短いオーバーハング、滑らかなルーフラインなどが特徴。
BMWは、「ピニンファリーナとBMWグループ。2つの伝統ある自動車メーカーが、自動車の過去と未来をつなぐだろう」と説明。ピニンファリーナ・グランルッソクーペの予告スケッチを公表している。