ヴァレオは、5月22日から24日までパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「人とくるまのテクノロジー展2013」に初出展し、CO2排出量の削減に貢献するヴァレオグループの新技術を展示する。
主な出展製品・技術は、「電動スーパーチャージャー」、「エアインテークモジュール」、「洗浄機能内蔵ワイパーシステム AquaBlade」など。
日本では初の展示となる電動スーパーチャージャーは、小型化したエンジンにおける低速時のダイナミックレスポンスを改善する製品。ターボチャージャーとは異なり、電気モーター駆動となるため、ターボラグなしに優れた加速とエンジンのトルクを発揮。これにより、エンジンの小型化が可能となり、燃費向上効果が期待できるという。
エアインテークモジュールは、冷却水を用いた高効率の熱交換器を使用することで、圧力低下によるロスを最小限に抑え、加速時のターボラグを短縮。燃費を向上させるとともに、エンジンのレスポンスとドライビングの楽しみを損なうことなくエンジンの小型化を可能とする。
洗浄機能内蔵ワイパーシステム AquaBlade は、フロントガラスを洗浄するウォッシャー液を、ワイパーブレード全長に沿って組み込んだ多数の小さな穴から直接吹きかけることで、ウォッシャー液の使用量を半減し、システムを約2kg軽量化できるとしている。