日産、米社と協力…急速充電ステーション拡充へ

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日産リーフと急速充電ステーション
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日産自動車の米国法人、北米日産は5月14日、カーチャージンググループと協力し、米国の急速充電ネットワークを拡充すると発表した。

カーチャージンググループは全米で広く、急速充電ステーションを運営する会社。日産は同社と協力し、2013年末までに、米国内の急速充電ステーションの数をさらに増やす計画。

日産の計画では、年内にカリフォルニア州と米国東海岸エリアで、48の急速充電ステーションを開業する予定。『リーフ』の場合、80%のバッテリー容量なら、およそ30分で充電できる。

北米日産では、リーフの顧客に「evCharge」と呼ばれるカードを無料配布。急速充電ステーションの利用と充電にかかった電気代の決済が、簡単に行えるシステムを構築した。

日産自動車のEVインフラ事業責任者、ブレンダン・ジョーンズ氏は、「急速チャージャーを含めて、今後もEVの充電インフラの拡大を進める。現在のEVオーナーだけでなく、EVの新たな顧客にも役立つ」とコメントしている。

《森脇稔》

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