ジャガー・ランドローバー、UAEのドバイに新たな研究開発センター建設へ

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砂漠で開発テストを行うランドローバー車
  • 砂漠で開発テストを行うランドローバー車

英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは5月12日、中東UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに、新たなエンジニアリングテストセンターを建設すると発表した。

ドバイの新たなエンジニアリングテストセンターは、極めて高温条件の下で、研究開発やテストを行うのが目的。現在、ジャガー・ランドローバーはドバイに小さな施設を置いているが、これを総合的な研究開発&テストセンターへと拡充する。

ジャガー・ランドローバーは、世界5か所にテスト施設を構える。ドイツ・ニュルブルクリンク、スウェーデン・アリエプローグ、米国アリゾナ州フェニックスとミネソタ州インターナショナルフォールズ、UAEのドバイ。

ドバイの新たなエンジニアリングテストセンターではとくに、ランドローバー車の「テレーンレスポンス」など、オフロードや砂漠での走破性を高めるシステムのテストを重点的に行う計画。

ジャガー・ランドローバーのエンジニアリングテクニカルサービスの責任者、Martyn Hollingsworth氏は、「ジャガー・ランドローバーは野心的な成長計画を掲げる。2008年以来、エンジニアリング部門への投資を強化し、多くの新型車や改良モデルを投入してきた」と語っている。

《森脇稔》

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