京急、2013年度の鉄道事業設備投資計画を発表…大師線の地下化工事など引き続き推進

鉄道 企業動向
京急2100形。2013年度の設備投資計画では2100形と600形の24両が更新される。
  • 京急2100形。2013年度の設備投資計画では2100形と600形の24両が更新される。
  • 地下化工事が進む大師線。現在の線路は仮受けの状態になっており、この下で掘削工事が進められている。

京浜急行電鉄(京急)は5月9日、2013年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。総額は約188億円。このうち約156億円を安全対策関連として投資する。

車両は新1000形を20両増備するほか、既存の600形と2100形の24両について更新改造を行う。駅改良工事は港町駅下りホームと日ノ出町駅上りホーム、逸見駅上下ホームの拡幅、逸見駅と日ノ出町駅、弘明寺駅の駅舎改修を実施する。

防災・地震対策では、2012年9月に追浜~京急田浦間で発生した土砂崩落事故を踏まえ、落石防護柵や落石検知装置の設置を進める。

連続立体交差化工事では、2012年10月に線路の高架化が完成した京急蒲田駅付近について、引き続き駅舎の工事などを進める。大師線の第1期地下化は、暫定整備区間である東門前~小島新田間の工事を引き続き進める。

《草町義和》

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