トヨタ紡織など、パキスタンに自動車部品生産の合弁会社設立

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左からトヨタ紡織 飯田副社長、タール社 リズビCEO、豊田通商 浅野副社長
  • 左からトヨタ紡織 飯田副社長、タール社 リズビCEO、豊田通商 浅野副社長

トヨタ紡織は、現地自動車部品メーカーのタール社と豊田通商の3社で、自動車部品を生産する合弁会社をパキスタンに設立すると発表した。

新会社「タール紡織パキスタン」は、トヨタ紡織グループにとって、パキスタンにおける初めての生産拠点となる。

パキスタンは、継続的な人口増加により大きな成長が期待される市場で、自動車の生産台数も大幅な増加が見込まれている。同社はこれまでタイをはじめとする各国で、パキスタンに供給するシートフレーム構成部品やエアクリーナーを生産してきた。その工程の一部を、タール社の工場を活用する新会社に移管し、2014年7月より生産を開始。将来的には、シート組立をはじめとする事業拡大を目指す。

新会社の資本金は1億9000万パキスタンルピー(約1億6000万円)、株主構成はタール社55%、トヨタ紡織35%、豊田通商10%。生産能力は年産約5万台。

《纐纈敏也@DAYS》

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