【ボルボ V40 クロスカントリー 発売】開発当初から展開を決めていたプレミアムクロスオーバー

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ボルボ・V40 クロスカントリー T5 AWD
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  • ボルボ・カー・グループプロダクトストラテジー&ビークルマネジメントのホーカン・エイブラハムソン氏

ボルボ・カー・ジャパンは5月7日、『V40』の新たなバリエーション、『V40クロスカントリー T5 AWD』の発売を開始した。価格は359万円。

現在日本でのV40のラインナップは標準のV40と、最もスポーティなV40というキャッチフレーズで登場した『V40 R-Design』であった。そこにAWDを搭載したV40クロスカントリーが導入され、3つのラインナップでの展開となった。

その理由について、ボルボ・カー・グループプロダクトストラテジー&ビークルマネジメントのホーカン・エイブラハムソン氏は、これまでも同一車種に対して、今回と同様にバリエーションを追加することで、販売のポテンシャルを高める手法を実施してきたとし、「(V40も)3種類の明確に異なるバリエーションとして市場展開することで販売台数を押し上げることが可能となるのです」と話す。また、開発当初からこの目的で3つのバリエーション展開は決定事項だったと述べた。

今回導入したV40クロスカントリーは、プレミアムクロスオーバーという位置付けだ。「ファンアドベンチャーというキーワードを体現するクルマとして、舗装路のワインディングからラフな砂利道まであらゆる路面コンディションに対応することが出来るのです」とエイブラハムソン氏。開発時の課題は、V40の中でもクロスカントリーとして独自のキャラクターを持たせることだった。そのために「プロポーションを変え、アップライトなスタンスの実現に成功したのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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