商船三井は、2013年1-3月の定時到着率を発表した。
東西航路のうち、北米西岸サービスは、太平洋荒天の影響を受けたものの、定時到着率は87%と、前4半期と比べて6ポイント改善した。
北米東岸サービスは、荒天に加え、上海、釜山、バルボア港の混雑の影響を受け、同社運航船の定時到着率も70%と、前4半期比3ポイント悪化した。
大西洋サービスは、大西洋の荒天により定時到着率が悪化、定時到着率は74%と同9ポイントダウンした。
アジア~ヨーロッパとアジア~地中海サービスの定時到着率は、ル・アーブル、アシュドッド各港でのストライキ、船混みと荒天による入出港制限の影響を受け大幅に悪化した。アジア~ヨーロッパは18ポイントダウンの63%、アジア~地中海が14ポイントダウンの73%にとどまった。
南北航路では、南米東岸サービスで南アフリカの荒天により復航の定時到着率は悪化したものの、往航の定時到着率は100%を記録した。全体では77%だった。
南米西岸サービスの同社運航船定時到着率は、荒天により東京港の入出港が制限され復航は悪化したが、往航では100%を維持した。
アジア域内航路は、年末年始期に港が閉鎖したため、CBEサービスの定時到着率は悪化したが、他サービスの定時到着率は100%を維持した。