Coppa di Koumi2013開催…バルケッタ多数参加の老舗クラシックカーイベント

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4月20日から21日にかけて、23回目となるCoppa di Koumi2013が開催された。主催はコッパディ小海実行委員会。

クラシックカーイベントの中でも老舗の部類に入るCoppa di Koumiが、今年も長野県南佐久郡小海町の小海リエックスを中心に開催された。

いくつかのイベントが重なったため、エントリー台数は60台と例年より若干少なかったものの、戦前車から60年代のクラシック&ヒストリックカーが出場した。特にCoppa di Koumiはバルケッタ(イタリア語で小舟の意)と呼ばれる小さなオープンスポーツカーが多く出場することが有名で、今年もシアタやスタンゲリーニなどの小排気量エンジンでありながら、高度なチューンを施し、軽いボディを纏ったクルマがワインディングロードを駆け巡った。

20日は小海リエックスをスタートし、約230kmを途中いくつかの計測をこなしながら走行。今年から開催をこれまでの4月第2週から第3週の週末に開催を遅らせたため、冬場は封鎖されている麦草峠などの通行が可能となり、これまで以上に運転も景色も楽しめるコース設定となった。

そして、21日は季節外れの雪に見舞われ、全ての走行スケジュールがキャンセルとなった。しかし、希望者のみではあったが、時間計測器のスイッチを、5秒間隔で3回手押しすることで、その正確性を競わせ、お昼の表彰式まで時間を持て余さないような工夫をしていた。因みにその優勝者は0.048秒(1回目0.031秒、2回目0.001秒、3回目0.016秒)の誤差であった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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