セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、バーレーンGPで2013年シーズンにおける2度目の優勝を手に入れた。昨年チャンピオンのベッテルは、レース序盤の大乱戦を制してトップに浮上、以後は独走態勢を築き上げて優勝した。2位と3位は、ロータスのデュオ、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンが、昨年の同グランプリと同じリザルトを手に入れた。一時はポール・ディレスタ(フォースインディア)がF1デビュー以来初となる表彰台かと思われたが、残り6周というところでグロージャンに夢を横取りされている。一時は2番手に上昇したアロンソ(フェラーリ)だったが、DRSフラップの固着に見舞われ、9周目の時点でアロンソのポジションは19番手となり、以後はDRSなしのレースを余儀なくされた。スタートこそ振るわなかったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だったが、こうした状況の中で徐々にポジションを進め、最後は5位でフィニッシュ。またセルジオ・ペレスは、マクラーレン移籍後から初めて最高のパフォーマンスを発揮。チームメートのジェンソン・バトンとの接触でフロントウイングのエンドプレートを落としたながらも、ペレスは最終ラップでハミルトンに続いてマーク・ウェーバー(レッドブル)をパスして6位フィニッシュに持ち込んでいる。1. ベッテル(レッドブル) 57周2. ライコネン(ロータス) +9.13. グロージャン(ロータス) +19.54. ディレスタ(フォースインディア) +21.75. ハミルトン(メルセデスAMG) +35.26. ペレス(マクラーレン) +35.97. ウェーバー(レッドブル) +37.28. アロンソ(フェラーリ) +37.59. ロズベルグ(メルセデスAMG) +41.110. バトン(マクラーレン) +46.611. マルドナド(ウィリアムズ) +1'06.412. ヒュルケンベルク(ザウバー) +1'12.913. スーティル(フォースインディア) +1'16.714. ボッタス(ウィリアムズ) +1'21.515. マッサ(フェラーリ) +1'26.316. リチャルド(トーロロッソ) +1lap17. ピック(ケータハム) +1lap18. グティエレス(ザウバー) +1lap19. ビアンキ(マルシャ) +1lap20. チルトン(マルシャ) +1lap21. ヴァンデルガルデ(ケータハム) +2lapリタイアベルニュ(トーロロッソ) 16周目ファステストラップベッテル(レッドブル) 1'36.961