シボレー キャプティバ、改良の方向性は「よりSUVライクに」

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シボレー・キャプティバ
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ゼネラルモーターズ・ジャパンは19日、ミッドサイズSUVの『キャプティバ』の小改良モデルを発表。5月11日より発売を開始するとした。

今回の小改良は、主に商品の価値向上にあると話すのは、同社セールス・マーケティングディレクターのグレッグ・セデウィッツ氏。特にそのポイントはフロント周りが中心で、グリルやフォグランプ、アンダーガードのデザインが変更された。その目的は、「よりSUVを感じてもらえるようにしたのです」と話す。

その他、テールランプはデザイン変更と共にLED化。インテリアでは左右独立温度調整が可能なデュアルゾーンオートエアコンを採用したほか、シート地のデザインが変更された。また、タイヤプレッシャーモニターがインパネ内に組み込まれ、テールゲートのバックウインドウのみの開閉が、リモートキーレスエントリーで可能となった。

シボレーブランドの中で、最も売れているというキャプティバのユーザー層は、「これまで『トレイルブレイザー』に乗っていたユーザーがキャプティバへの乗り換えが多くありました」とセデウィッツ氏。そのほか、若いファミリー層の人達が特に多い傾向にあるという。「若いSUV系に憧れている人たちが、400万円以下価格にも関わらず、車格感があり、7シーターでスペースも広いということで、ヤングファミリーが他のブランドからも来てくれています」し、そういったユーザー像から今回の商品改良がおこなわれたのだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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