経済同友会は4月19日、2012年度の経済成長戦略委員会提言「地域・都市の国際競争力強化に挑む」をまとめ、発表した。
地域を起点に立地競争力を強化し、グローバル競争下での日本の「稼ぐ力」の向上をめざした提言で、東京のグローバル特区化と都市再生政策を打ち出した。
このうち、国際交通ネットワークの強化では、都心からのアクセスがよい羽田空港における内陸ルートの活用による容量拡大と5本目の滑走路設置の検討を求めた。
また、これと平行して早期に成田空港の乗り継ぎ機能を強化し、更なる国際線ネットワークの拡充に期待した。
このほか、成田、羽田両空港間のアクセス改善のため、新線の敷設を早期に事業化するよう求めた。