今週末にロングビーチの市街地コースで行われるインディカーシリーズ第3戦に、マイク・コンウェイがレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから今季初出場を果たす。
バーバー・モータースポーツ・パークで3月中旬に行われたオープンテストで、トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチの為の準備に6時間以上の走行テストを行ったコンウェイによれば、全ては順調とのことである。
コンウェイが2011年にアンドレッティ・オートスポーツで勝利したこのロングビーチでのレースは、彼にとって今季のインディカーシリーズでの初出場となる。29才のコンウェイはチームメイトのグラハム・レイホールとジェームズ・ジェイクスと共に、ホンダエンジンを搭載したNo.17の車をドライブすることとなる。
「最初の2つのイベントで競い、明らかにこのレースに準備が整っているドライバー達がいるが、自分は今年の初めからロングビーチのことを考えていた。自分がさび付いているとは感じない。バーバーの車の中で、自分は即座に家にいるような気分だった。そして快適に感じたことは大切なことだ。過去数ヶ月に渡って、頭の中でロングビーチのラップを重ねた。自分はすでに、このレースに合わせている気がする。」と彼は語った。
彼は4月19日に2度のプラクティスセッションと、4月20日に45分間の3度目のセッションを11のターンを持つ1.968マイルのストリートサーキットで、3ラウンドの予選の前に行うことになっている。
「ロングビーチは独自のユニークなコーナーを持ち、セントピートで走るのと同じセットアップではない。それは同じように見えたとしてもコーナーにはかなり違いがあり、路面状態も異なる。それはとてもユニークな場所だが、大きな縁石やバンプ、至るところに壁があるという点においては他のストリートコースと同じ特徴を持つ。ファイアストーンが今年使っているタイヤに慣れることと、自分自身をスピードに速やかに合わせるのは、それほど長い時間を要することではないだろう。セットアップで全ての小さなミスとキーとなるエリアについて、自分はただ素早く変更をして、いち早くスピードを得るようにするだけだ。しかし、自分は準備万端だと感じている。」とコンウェイは語った。