【INTERMOLD13】金型、金属プレスの製品と技術が一堂に

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「INTERMOLD2013/金型展2013/金属プレス加工技術展2013」
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「INTERMOLD2013/金型展2013/金属プレス加工技術展2013」が4月17日、東京ビッグサイトで開幕した。同展は東京と大阪で交互に毎年開催しており、前回の東京開催が東日本大震災の影響で中止だったため、東京での開催は4年ぶりとなる。

24回目を数える今回は345社・団体が出展、会場には金型や金属プレス関連の製品・技術をはじめ、工作機械、切削工具、設計、測定、材料といった開発設計から製造現場まで工程を支えるための幅広い商品が並んでいた。

それだけに金型業界関係者はもちろんのこと、自動車、家電、航空機、精密機械業界に携わる者にとっても、最新の情報がわかる参考になる展示会と言っていいだろう。

ただ、金型業界を取り巻く環境は韓国・中国企業の追い上げもあって年々厳しくなっており、日本の優位性は今後失われていくとの見方も多い。事実、会場でも「低価格の量産品の金型についてはほとんど遜色がないレベルなっていて、日本の金型がこの先残っていくためには何か考えていく必要がある」という声が聞かれた。

また、ある金型業界関係者は「これからは単に技術流出を防ぐのではなく、技術とコスト競争力をさらに磨きをかけ、韓国・中国勢を突き放すことも重要になってくる」と話していた。

なお同展は4月20日まで開催され、主催は日本金型工業会と日本金属プレス工業協会。主催者側では4日間で5万人の来場者を見込んでいる。

《山田清志》

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