日本航空(JAL)が発表した2012年度(2012年4月~2013年3月)の旅客輸送実績によると、国際線旅客輸送人員は前年度比9.9%増の752万5038人となった。
利用率は76.1%で、前年度から5.7ポイントアップした。
国際線は中国線を除く主要な路線で前年を上回った。東南アジアは同20.6%増の283万6860人と高い伸び率となった。太平洋路線も同8.8%増の169万2110人だった。
中国線は尖閣諸島問題の影響から低迷、同4.4%減の111万6295人で、利用率は66.1%となった。
国内線は同3.6%増の3002万0440人と前年を上回った。羽田~伊丹/札幌/福岡/那覇など幹線が順調だった。利用率は63.1%と、前年度から0.4ポイントアップした。