米国の自動車最大手、GMは4月16日、2013年第1四半期(1-3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、236万0958台。前年同期比は3.6%増だった。
市場別では、北米が76万1616台でトップ。前年同期比は8.2%増と、好調な米国経済を背景に、新車販売を伸ばした。一方、信用不安が続く欧州は37万2634台。前年同期比は6.4%のマイナスとなった。南米も23万4474台にとどまり、前年同期比は5.3%減と落ち込む。
また、アジア太平洋地域やアフリカ、中東では1-3月、99万2234台を販売。前年同期比は6.9%増と伸びた。これは中国が、前年同期比9.6%増の81万6373台と、過去最高を達成したのが大きい。
GMは、「前年同期比3.6%の伸びは、新商品投入の効果。業界平均の1.5%の伸び率を上回った」と説明している。