ベルギー、ドイツ、スウェーデン、英国から輸入される新聞用紙に対し不当廉売(ダンピング)が行われているとして、マレーシア政府が調査に乗り出す方針だ。
マレーシア通産省によると、4カ国から輸入されている製品が国内の市場価格よりも安く輸入されており、ダンピングが行われているという証拠が十分あるという。ダンピングにより価格の低下、市場シェアの減少、売り上げの低下など国内業者に影響が出ている。
政府は相殺・反ダンピング課税法1993年に基づき調査を行い、120日以内に仮決定を下す。4月19日まで、通産省は輸出入業者や製造業者などから質問を受け付ける予定だ。