マレーシア国内の不動産価格についてマレーシア人の75%が「高すぎる」と不満に思っており、政府の対策を不十分と感じていることが、不動産情報ポータル「プロパティ・グル・ドットコム」の最新調査で分かった。
「消費者心理調査」は、全国の約1千人からの回答をまとめたもの。調査を始めた2011年以来、不動産価格上昇に対するマレーシア人の懸念の声が高まっているという。
12万3千戸の手頃な価格の住宅を建設する政府の持ち家促進政策、ワン・マレーシア・ピープルズ・ハウジング(PR1MA)については、70%が正しい方向性だとみているものの、4分の3が数が不十分と答えた。